2万円でWindows10カーナビを作成

昔、Windowsを搭載したカーナビがありました。1機種だけ発売されてすぐに終売になった伝説のモデル
ずっとあこがれていたので、おもしろいので作ってみました。
※実用的なものではありません。

INDEX

事前準備

準備したものは、下記の製品です。

・スマホが接続できる(接続しないとただのラジオ)カーナビ
・スティックコンピューター(Windows10)
・スティックコンピュータとカーナビを接続するドライバ
・USB充電アダプタ(車用12V)

カーオーディオ SPH-DA05スティックPC MS-NH1-W10
iPhoneやAndroidスマホと接続してカーナビになるカロッツェリア(パイオニア) 製のカーオーディオ。※2018年現在、カーナビアプリのサービスは終了しています。USBメモリを一回り大きくしたくらいのスティック型パソコン。TVやディスプレイにHDMIケーブルで接続するとTVやディスプレイがパソコンになります。

仮設置

乗用車は、通常12Vの直流です。日本の家庭用電源は100Vの交流です。カーナビは12Vの直流で動作するようにできているので、家庭用の電源をそのままつなぐことはできません。そこで必要なのがACアダプタです。ノートパソコンとかについてるやつです。ただ、ACアダプタは交流の電気を直流に変換しますが、9Vに変換するもの、19Vに変換するものなどさまざまな種類があります。実際に車の電圧を測定すると12V~14Vくらいありますので12~14Vくらいに変換できるものが必要です。よい子の皆さんは、感電や火災が発生可能性がありますので電気関係の知識がない人は車に取り付けて下さい。

カー用品とACアダプタを直接接続

配線

下の図のように接続してみてください。そうすると、画面にWindows10のデスクトップ画面が表示されます。

配線図

Windowsの設定

タッチパネル操作とGPSの連携ソフトについては、下記のサイトを参考にして下さい。
GPS関連実験室 http://clear-mind.jpn.org/

設定手順

1.ソフトウェア(ドライバ)のダウンロード
2.ソフトウェア(ドライバ)のインストール
3.ユーザーアカウント制御の設定変更
4.タスクスケジューラーにソフトウェア(ドライバ)の登録
5.再起動して、ソフトウェア(ドライバ)の起動確認

今後の記事更新をご期待ください。

本記事に関しては、動画撮影などの関係もあり、2019年1月末を目途に完成予定です。
毎度毎度、先延ばしになって申し訳ございません。
すでに機械としては完成はしておりますがカーナビとしては実用的なものではできませんでした。
ただ、Windowsがタッチパネルで操作できるのでメディアプレイヤーとしては面白いと思います。

現在の用途

もともとはカーオーディオなのでそれなりに音は良く、室内でスピーカーをつなげてYOUTUBEで音楽を聴いたり、アンテナをつなげてラジオを聴いたりコンポみたいな用途で活用しています。

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