グレーゾーンは儲かる?稼げるインターネットビジネスを考える

違法スレスレなグレーゾーンが儲かるのはリアルの世界も、インターネットの世界も同じです。ローリスク・ハイリターンなビジネスを考えるうえで、直近の大きな利益を出しているインターネットビジネスについて考えてみました。

INDEX

「稼ぐ」考え方

GoogleTrendsよりデータ抜粋

上の図は、GoogleTrendで、「副業」「アフィリエイト」で検索件数の推移を確認したものです。2005年に「アフィリエイト」が最高値だったのに対して、2018年では、その3割程度しか検索されていないとことになります。対して「副業」は、徐々に増加し、2017年からは、「アフィリエイト」より検索される回数が多くなっています。副業の関連キーワードを調べてみると「確定申告」「おすすめ」「ランキング」「稼ぐ」など、会社に知られずに副業する方法や稼ぐ方法を探している方が多いと推測できます。考えているだけで何もやらないのは、考えていないのと一緒です。とりあえず、考えていることを実行しましょう。

インターネットを使った副業は難しいのか


メーカーや新聞社、出版社などの企業が各種サービスやオウンドメディアを作成している中、個人でのインターネットを使った副業が難しくなっているともいわれています。「はるか夢の址」というマンガのダウンロード先を掲載しているサイトの運営者が逮捕されたことをご存知でしょうか。逮捕されたことを話題にしたいのではなく、このサイトが数人で何億もの利益を出していたことが報道されました。なぜ利益が出せたのかに注目して考えていきましょう。

グレーゾーンで儲ける


もし、「はさみ」を使った傷害事件が発生したら、「はさみ」を作ったり、販売した業者は罪に問われるでしょうか?法律には詳しくありませんが、「はさみ」を作ったり、販売した業者は、紙を切ったり、工作をしたりすることにはさみを使うことを前提に「はさみ」を作成・販売していています。つまり、人を傷つけるために「はさみ」を作った訳ではありませんので罪に問われることはありません。

本来意図したサービスは何か

少し前に、MEGAUPLOADという香港の企業が著作権侵害の疑いでアメリカ司法省とFBIによってサイトが封鎖されました。MEGAUPLOADというサイトは、データ容量の大きなデータをインターネット上に保存でき、誰でも自由にダウンロードできるようにするインターネット上のデータ保管サービスです。インターネット上にデータが保存でき、誰にでもダウンロードさせることができるということは、個人で作成した動画や音楽を世界中の人に見てもらうことができます。保存するデータが個人で作成した自分に著作権があるものだけなら問題ないのですが、映画やアニメなど有償で販売されているデータが誰でも無料でダウンロードできる状態になっていました。そのため、著作権侵害の疑いがありサイトが閉鎖されました。

運営次第ではサイト閉鎖にはならない

某有名動画投稿サイトに映画やアニメもアップロードされているとこがあります。某動画投稿サイトの目的は、個人で撮ったり作成した動画をアップロードできるサービスであって、商用に作成された映画やアニメを作者に無断でアップロードさせる意図はありません。

某動画投稿サイトは、なぜ閉鎖されないのか

某動画投稿サイトでは、著作権侵害を侵害する映画やアニメ、音楽の投稿を行うのは、某動画投稿サイトの運営者ではなく、利用者です。それに某動画投稿サイトの運営者は、利用者に著作権侵害の疑いがある動画の配信を禁止したり、著作権侵害の疑いがある動画の配信を停止をしたり、著作権侵害をされた作者からの動画削除の受け付けたりしています。某動画投稿サイトの運営者は、法令を遵守してサイトの運営を行っていますが、利用者が利用規約を無視して、著作権侵害がある動画のアップロードがされたことになります。

手段を提供すると犯罪の幇助になるのか

15年以上前に「Winny」というファイル共有ソフトが開発されました。そのソフトは、映画やアニメなどの交換に使われ、著作権侵害の幇助(著作権侵害をすることを助けた)の疑いでソフトの作者が逮捕されました。一審では有罪判決が出たものの、最終的に最高裁で無罪が確定しました。ファイル共有ソフトを作っただけで逮捕されたら、刃物の製造した人や自動車を製造した人達をみんな逮捕しなければいけなくなっちゃいますからね。

インターネットで人を集めることの意味


インターネットでもリアルの世界でも「人を集める」ことは、お金を集めることとほぼ同義です。リアルの世界で考えれば、お祭りは花火大会は多くの人が集まります。多くの人が集まると近隣の商店や駐車場、宿泊施設、その場所までの交通手段を提供する企業、出店・・・などが儲かります。インターネットも同じで、動画を配信するサイトやファイルのアップロードができるサイトには人が集まり、人が集まったところに広告を出すことで収益を得ることができます。
リアルの世界の場合は、日本でどんな楽しいお祭りがあったとしても、地球の裏側のブラジルから飛行機代数十万円かけて、何時間もかけて日本まで来てお祭りに参加する人はほとんどいませんが、インターネットの世界では、地球の裏側のブラジルでもアメリカでもヨーロッパからでもURLを入力するだけで一瞬で訪問することができます。
インターネットの世界では、単純に考えて日本の人口が1.25億人くらいで世界の人口が76億人くらいなので、リアルの世界の60倍くらいの人を対象に「人を集める」ことができます。

※世界の人口・日本の人口は下記のサイトをご参照下さい。https://www.populationpyramid.net/ja/世界/

まとめ


違法すれすれなグレーゾーンが儲かるのはリアルの世界もインターネットの世界も同じです。ただ、グレーゾーンで儲けられても、たとえ有罪にならなくても、最高裁まで争ったら多くの労力と時間を無駄にします。なかなかローリスク・ハイリターンなビジネスはありませんね。
それでもローリスク・ハイリターンな目指して努力しましょう。リスクを最小化して、利益の最大化ができればビジネスは成功すると思います。何かいいビジネス案があったら、プロフィールにある連絡先にメッセージを下さい。じっくり考えて記事にさせていただきます。

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