日本という市場の価値について

みなさんこんにちわ。今年は梅雨だというのに雨が降らないですね。梅雨の他に最近は、日本の市場に新規で参入する海外メーカーさんから、仕事の依頼をいただくことがあります。私の場合、マーケティングが本職なのでお断りしますが、日本という市場は海外メーカーさんから見ると魅力的なのでしょうか。

日本の市場規模について


日本の市場についてとりあえず統計データから考えてみます。
●日本の統計情報

人口1億2千万人くらい(世界10位) 世界の人口74億人
(日本の人口は、世界人口の約1.6%)
言語日本語
※日本には日本語しか話せない人が多い
GDP名目GDP 48,721億ドル(世界3位)
世界の名目GDP 797,667億ドル
(日本のGDPは、世界のGDPの約6%)

参考:国際通貨基金 http://www.imf.org/external/index.htm

世界10位の人口にして世界3位の名目GDPがあるってことです。名目GDP順位は、1位アメリカ、2位中国、3位日本。人口は、1位中国、2位インド、3位アメリ・・・、10位日本
って感じなので、とても魅力的な市場であることは確かです。

日本語マーケティングの市場価値


日本の市場が魅力的なことは理解できました。
でも日本は閉鎖的な市場です。日本語を話す人は日本人以外にはあまりいないのと、中国や韓国、タイやフィリピンのように母国語の他に英語も普通に話せる国でもありません。
そのため、日本市場攻略には日本語がほぼ必須となります。
日本語でのマーケティング実施にあたって必要になるのは日本語を扱える人材。選択肢として、自国で日本語を話せる人を探すか、英語などの外国語が話せる日本人を探すかになります。
簡単にいうと、日本語を話せるアメリカ人と、英語を話せる日本人を探すのはどちらが簡単でしょうか。そして、価値は需要と供給によって決まりますので、探しやすい「英語を話せる日本人」は「日本語を話せるアメリカ人」より安価に仕事を依頼できる可能性が高くなります。それに日本通なアメリカ人より、そのへんにいる日本人の方が日本に詳しいですからね。

コンピュータ会社は英語が普通


私はコンピュータ関連の会社に勤めていますが、VMWARE、Oracle、Apple、AKAMAIなど日本で普通に使っているものでも説明書などの資料が英語だったりします。それにコンピュータ会社に勤めていると、そもそも、ターミナルと呼ばれる命令入力画面を使用することが多いので、入力も英語、出力も英語なんてことが多いです。そのため、英語のサイトを見ていても英語のソフトを使っていても「英語なの?」って感覚はあまりありません。その分、漢字は全然書けませんが・・・
ただ、英語の資料をそのままお客さんに渡すと、ほとんどのケースで、「日本語でお願いします」って言われてしまいます。
私の働いている環境は特殊なのか、取引先が特殊なのかよくわかりませんが、日本にはあまり英語が浸透していないのは確かです。

商習慣の違い


海外では、商品を販売するにあたってサブスクリプションやレベニューシェアなどの商習慣があります。例えば有名なMicrosoftOfficeやAdobePhotoshopなどは、ソフトを使用する権利を月額料金で支払います。また、AmazonのクラウドサーバサービスのAWSは、サーバを動かした時間で課金されます。
日本の企業では、商品を購入するとき、メーカーや商社などから見積を取ってコスト試算をして、費用が確定したところで、伺い書や稟議書を書いて、決済をしてもらってからやっと発注ができる企業が多いです。AWSのような使った分だけの費用を払う方法ではトータルでは、安くなったとしても、購入前に費用を確定することができません。また、為替変動などでも支払額が変わってしまうため、英語で書かれている以上に面倒なことになります。

ビジネスチャンス?


英語を話せる日本人として、海外製品のアフィリエイターになるのでは面白くありません。大手のASP(Affiliate Service Provider)のサイトを見てみましたが日本語で書かれているサイトがほとんどです。海外企業向けに日本のASPを作ったら面白いかもしれませんね。昔、誰かに「自分が働いたら、その働いた分しか稼げない。自分が働かなくてもいい仕組みを作ることがビジネスだ」って怒られたことがあります。どっちつかずな私は今でも、正社員のノマドワーカーですけどね。

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